posted by 日本独立作家同盟
犬吠埼一介さんに投稿いただいた、吉野茉莉氏の著作「彼女のための幽霊 (藤元杏シリーズ)」のレビューです。
昔、日向章一郎先生の「放課後&星座シリーズ」を愛読してました。尾崎豊節というか、社会に理解されない若者の嘆き的な社会性があった。吉野茉莉さんの作品は、より技巧的な結晶のような青春譚で、社会性を安易に持ち出さない、個人が潔く活躍する物語を楽しめました。
KDP界隈で思うのは、やはり吉野茉莉さんのような女性作家さんたちが非常に軽快でポップな大衆小説を書かれていて、キャッチーな存在であるということです。作品を読んでみてもそのクオリティの高さに唸ります。男性作家陣としてはより腕を磨かなくてはと思っています。:)
: 彼女のための幽霊 (藤元杏シリーズ 1) eBook: 吉野 茉莉, ふゆ: Kindleストア
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