posted by 鷹野 凌
「月刊群雛 (GunSu) 2014年02月号」には、笠井康平さんの新作「彼と僕の大事な恋人たち」が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。
◆公式サイト:「PR:新古典派フィクションズ」
http://ncfictions.hatenablog.com/
◆公式サイト:「ねとぽよ」
http://news.netpoyo.jp/
この作品の内容を簡単に紹介して下さい
若い男が、昔の記憶を甦らせてくれるウェブサービスに熱中し過ぎて、できれば忘れていたかったことまで思い出してしまうのだけど、そのおかげで覚えておきたいことが何かを絞り込めるようになる話です。
この作品を書いたきっかけを教えて下さい
昨今は、この国の体力がいよいよ衰えていくのに気づいた方々が、「Re-born」「Re-boot」「取り戻す」など、何らかの再生と復活を意図した用語をいくつも作り出してきました。それなら、その復活はどんな実感とともに行われるのか。その消息を、身近な話題と言葉づかいで書きたいと思いました。そのためには、破調気味の恋愛小説という形式がぴったりだと考えたのです。
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