posted by 鷹野 凌
『月刊群雛 (GunSu) 2014年06月号』には、M☆A☆S☆H(大田正之)さんの既刊『TEDDYBEAR COUNSELOR おしゃべりするテディベアと、本好きな高校生男子の物語』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。
──テディベアの声が聞こえる少年の成長譚
『TEDDYBEAR COUNSELOR おしゃべりするテディベアと、本好きな高校生男子の物語』
まず簡単に自己紹介をお願いします
筆名はM☆A☆S☆H(まっしゅ)といいます。本名は大田正之(おおた・まさゆき)になります。
以前はアニメやゲームの仕事をしていました。代表作は『となりのトトロ』『AKIRA』『ずんずん教の野望』になります。ゲームの仕事をしていた時にRPGの企画を立てたことがあり、その時のシナリオ作成に味をしめて、現在も水面下で小説を書いています。俳句や連句にも興味があります。
今回群雛に掲載した『TEDDYBEAR COUNSELOR おしゃべりするテディベアと、本好きな高校生男子の物語』は、二〇〇二年に書いたデビュー作になります。
最新作は『[THICK QUANG DUC] 師は絶え間無く燃え滾る』です。これは連句と退廃文学をモチーフにした実験小説です。
◆Amazon著者ページ:
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00DTBPTTO
◆Twitter:
http://twitter.com/kumakakiya
この作品の内容を簡単に紹介して下さい
現代のイーハトーボに住む草食系の男の子が、おしゃべりするテディベアとの出会いをきっかけに、家出して、テディベアと一緒に喫茶店経営にチャレンジするお話です。
この作品を書いたきっかけを教えて下さい
最初のきっかけは、当時お付き合いしてた彼女から手作りのテディベアをプレゼントしてもらったことです。
次にゲームの仕事をしていた時に、枕元に置いたテディベアを眺めながら、テディベアを主人公にしたアドベンチャーゲームの企画を思いつきました。
残念ながらこのゲームは実現しませんでしたが、ゲームの仕事を辞めてから、企画の素材を再利用する感覚で小説化を試みました。
この作品はどんな人に見て欲しいですか?
実は読者層を想定しないで書いています。もし特定の誰かに読んでもらうなら、十八歳になる姪っ子に読んでもらいたいですね。
TEDDYBEAR COUNSELOR おしゃべりするテディベアと、本好きな高校生男子の物語
posted with AZlink at 2014.5.23
M☆A☆S☆H(大田正之)
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