くみさんの新作小説『井の頭cherry blossom~restart~The Blue Marble』とインタビューが『月刊群雛 (GunSu) 2014年08月号』に掲載! #群雛

2014年7月21日

[作品情報&著者情報] くみ 月刊群雛


「月刊群雛 (GunSu) 2014年08月号」表紙

『月刊群雛 (GunSu) 2014年08月号』には、くみさんの新作小説『井の頭cherry blossom~restart~The Blue Marble』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。





── BLの王子さまとお姫様の甘い夢物語
『井の頭cherry blossom~restart~The Blue Marble』


扉絵でコラボしている魅上満さんのインタビューはこちら

まず簡単に自己紹介をお願いします


 くみと申します。
オリジナル作品はこの『井の頭cherryblossom』シリーズが初めてになります。
四月号では公開済み作品のサンプルを、五月号では第二部にあたる新作を載せましたが、今回は新作の続きを書いています。
現代詩フォーラム様、うたのわ様のサイトに短編小説や短歌を投稿しています。

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この作品の内容を簡単に紹介して下さい


 都内、有明にある民間宇宙企業「グリッタースペース」。そこは日本初の有人宇宙飛行を実現した企業である。
「都立井の頭高校」で教師をしていた二階堂瑞樹(にかいどう・みずき)はとある事がきっかけでそのグリッタースペースに入社する事になるが、彼の何気ない一言から、後を追うように御劔慧(みつるぎ・けい)も同じ会社で宇宙飛行士を目指す事になる。
二人は高校時代からの幼馴染で恋人。紆余曲折を乗り越えてまた、二人は新たな人生のスタートラインを切る。


この作品を書いたきっかけを教えて下さい


 前回は新作で、登場人物二人が前の職場(高校)から今の職場(グリッタースペース)に転職した、物語の冒頭部分のお話でした。今回の作品はその続編にあたります。登場人物の慧と瑞樹が新たな環境でどう生きて考えていくのか。
二人にとって第二の人生のスタートラインとなる出来事を書いていきたいなと思いました。宇宙飛行士というとまだ日本では「特別」なイメージですが、海外ではほんの少しずつ民間にも宇宙という門が開かれているんですよね。
この状況が日本だとしたらどういう事になるのだろうという事も思いついて書きました。
二部は教師編を読んでいない方でも読めると思いますし、初めて読む方にはまた登場人物二人の新たな一面が見られると思います。
コンセプトはアダルトだけではないBL小説。甘ったるい少女漫画やふわふわなケーキの様なイメージで書くように意識しました。ですので、登場人物が妙に女子力があったり一般女子より容姿が綺麗なキャラクターで「少し歪んでいる理想の王子様とお姫様の物語」設定になっています。


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