小説『オーロラの夜明け』のサンプルが『月刊群雛 (GunSu) 2014年10月号』に掲載! ── 婆雨まうさんへのインタビュー

2014年9月25日

[作品情報&著者情報] 月刊群雛 婆雨まう


月刊群雛 2014年10月号表紙

『月刊群雛 (GunSu) 2014年10月号』には、婆雨まうさんの小説『オーロラの夜明け』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。




オーロラの夜明け


── まず簡単に自己紹介をお願いします。


婆雨まう。ばうまうと読みます。神奈川県出身。

ハラハラドキドキ。まさに予測不能。大人のエンタメ系、マンガ小説を書いています。

鬼才、婆雨まうがあなたの価値観を根底からひっくり返します。

グアム、サイパンで暮らしたことがあります。元転勤族の引越しマニア。

カオスな世界を心ゆくまでご堪能ください。


◆公式ブログ:
『ブログ婆雨まう~ぶんぶく茶釜』
http://blog.livedoor.jp/bawmau/
◆Twitter:
https://twitter.com/bawmau/


── この作品の内容を簡単に紹介して下さい。


桜世高校ソフトボール部2年生。ピッチャーでエース。純真爛漫な関根香世の物語。香世は、ソフトボールで全国大会を目指していた。

文化祭で、ミス桜世高校を2連覇する香世だが、友人のレイプ事件、両親の離婚を機にやさぐれてしまう。たばこをおぼえ、暴走族の集会に顔をだし、シンナーに身を染める。

香世に試練が訪れる。シンナー遊びに夢中になりすぎ、タバコの引火がもとで全身に重度のヤケドを負ってしまう。美貌で鳴らした顔はヤケドで溶け、ただれ、見るも無惨な、みにくい姿にかわってしまう。

香世を見舞う、かつての級友。まずは彼氏が気味悪がって彼女から離れ、そして友達を失い、わがままから家族とは会話が成り立たなくなる。

何度も自殺未遂を繰り返し、辿り着いた先にあるものは?

はたしてそこは天国が地獄か?

彼女を待ち受けていたものとは?



── この作品を書いたきっかけを教えて下さい。


自分の人生は最低だ。もう死にたい。そう思う人に、ぜひこの作品を読んでもらいたいと思い書きました。これを読めば、もっとそれ以上の悲惨な状況、最低な人生があるということがわかっていただけるのではないでしょうか?



── この作品はどんな人に読んで欲しいですか?


この本は死にたい。もう生きていてもしようがない。人生に絶望している人にぜひ読んでもらいたい、立ち直ってもらいたい、そう思い書いた本です。



── この作品の執筆にはどれくらい時間がかかりましたか?


だいたい1作仕上げるのに、4カ月を要しています。なにもしない、ぼーっとしてる期間もかなりありますので、実質2カ月くらいでしょうか?

命を削って小説を書いているようなところがありますので、しばらく筆休みしたいなと毎回書き上がるたび、思っています。



── この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい。


この作品とは作風が違いますが、片岡義男(かたおか・よしお)さんの『彼女が風に吹かれた場合』。森瑤子(もり・ようこ)さんの、『熱情』、『アイランド』みたいな本が書きたいなと思っています。

シドニー・シェルダンさんが理想で、憧れです。



── 注目している作家がいたら教えてください。


川口祐海(かわぐち・ゆかい)さん。まだ1冊しか読んだことないですけど、おもしろかった。目指すものが、似ているような気がしました(わたしだけが思っているのですが)。



── 今後の活動予定を教えてください。


4~5カ月に1冊のペースで、本を出版予定です。次号は、エッセイを執筆予定です。それから2冊、書くものが決まっています。1冊はかなり煮詰まっていて、もう1冊は旅行。取材後、執筆予定。短編集も近々出版予定です。



婆雨まうさんの既刊サンプルが掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年10月号』は、下記のリンク先からお求め下さい。