日本独立作家同盟は6月20日、ライターの古田靖氏を講師に迎え「文章生活20年。現役ライターが初めて教える文章のコツ講座」を開催しました。
文章だけで20年間食べてきた敏腕ライター・古田靖氏が、そのコツを初めて伝授。創作、ノンフィクションどちらにも使える基本を、紙、ウェブ、電書それぞれに応用できるよう解説いただきました。
5W1Hは書けて当たり前。通り一遍の取材を超えて、取材相手当人すら気がついていなかった言葉をもらうために何をすればいいのか? 取材に同行する編集者やカメラマンの役割は何なのか? 予備知識を整理する4折メモや取材ノートの使い方など、創作にもノンフィクションにも使えるプロのノウハウを惜しむことなく披露。
好奇心を持て、相手をリラックスさせろ、読者を意識しろ、玄人ぶるな、出されたお茶は飲め、うなづきマンを連れて行けなど、数々の成功例や、失敗例も語られました。
第二部 トークセッションでは、仲俣暁生氏(フリー編集者、文筆家 「マガジン航」編集人)と波野發作氏(独立系兼業作家)も登壇、「文章で食う。文章を食う。」というテーマで鼎談いただきました。
このイベントの模様は、講演録(発行元:ボイジャー)としてまとめられています。